セキュリティ
クラウドセキュリティとは?
CASB・SWG・ZTNAをわかりやすく解説
テレワークやクラウドサービスの普及で、従来の社内ネットワーク型セキュリティでは守りきれなくなっています。この記事では、今注目のCASB・SWG・ZTNAの3技術を中小企業の視点で解説します。
なぜクラウドセキュリティが必要なのか?
従来のファイアウォールは「社内ネットワークの境界を守る」仕組みでした。しかし、クラウドサービス(Google Workspace、Microsoft 365、Salesforce等)を使う企業では、データが社外に存在するため、境界型セキュリティだけでは不十分です。
IPA(情報処理推進機構)の「情報セキュリティ10大脅威 2026」でも、クラウドサービスの設定ミスや不正アクセスが上位にランクインしています。
CASB(キャスビー)とは?
Cloud Access Security Brokerの略。従業員がどのクラウドサービスを使っているかを可視化し、データ漏洩やポリシー違反を防止する仕組みです。
- シャドーIT(会社が把握していないクラウド利用)の検出
- 機密データのアップロード制御
- 不審なログインの検知・ブロック
SWG(セキュアWebゲートウェイ)とは?
Secure Web Gatewayの略。インターネットへの通信を監視し、マルウェアサイトやフィッシングサイトへのアクセスをブロックします。
- 危険なWebサイトへのアクセス遮断
- マルウェアのダウンロード防止
- URLフィルタリングによるWeb利用ポリシーの適用
ZTNA(ゼロトラストネットワークアクセス)とは?
Zero Trust Network Accessの略。「社内ネットワークだから安全」という前提を捨て、すべてのアクセスを検証する考え方です。
- VPNの代替として注目されている技術
- ユーザーの端末・場所・行動を毎回検証してアクセスを許可
- 必要なアプリケーションにのみアクセスを限定(最小権限の原則)
中小企業はどこから始めるべき?
すべてを一度に導入する必要はありません。以下のステップで段階的に進めることを推奨します。
- 現状把握:従業員が使っているクラウドサービスを洗い出す
- SWGの導入:危険サイトへのアクセス遮断から始める(最も効果が出やすい)
- CASBの導入:クラウド利用の可視化とポリシー適用
- ZTNAの検討:テレワーク環境が多い場合に導入
まとめ
クラウドセキュリティは、CASB(可視化・制御)、SWG(Web通信の保護)、ZTNA(ゼロトラストアクセス)の3つが柱です。中小企業はSWGから段階的に導入するのが現実的です。
エントリー株式会社では、クラウドセキュリティ(CASB/SWG/ZTNA)の導入支援を行っています。現状のヒアリングから最適なプランのご提案まで、お気軽にご相談ください。