Entry@uardSECURITY & WEB MANAGEMENT
インフラ・サーバー

自社サーバーを持つメリットとは?
構築から運用管理まで徹底解説

「クラウドで十分では?」——そう思っている経営者の方は多いかもしれません。しかし、データの完全な管理権・長期的なコスト削減・クラウド障害リスクの排除など、自社サーバーには見逃せないメリットがあります。本記事では、自社サーバーを選ぶべき理由と、エントリー株式会社が提供するサーバー構築・管理サービスの詳細を解説します。

01. クラウド vs 自社サーバー——何が違う?

AWSやGCP、Azureなどのクラウドサービスは手軽に始められますが、利用量に応じて毎月の費用が増加し続けます。データ量が増えるほどストレージ・転送費用が膨らみ、3〜5年で見ると自社サーバーよりもコストが高くなるケースは珍しくありません。

一方、自社サーバーは初期投資こそ必要ですが、その後の月額コストを大幅に抑えられます。また、データが自社設備内に留まるためセキュリティポリシーを完全にコントロールでき、コンプライアンス要件を満たしやすい点も大きな利点です。

比較項目 自社サーバー クラウド
初期費用 中〜高 低(無料〜)
月額コスト(長期) 低い 増加傾向
データの管理権 完全に自社管理 プロバイダー依存
外部障害リスク 低い 障害時は影響あり
カスタマイズ自由度 高い 制限あり
運用負担 専門知識が必要 プロバイダーが担当

02. OSの選び方——Ubuntu Server が中小企業に最適な理由

自社サーバーを構築する際、まず選択するのがOS(オペレーティングシステム)です。主な選択肢と特徴を整理します。

おすすめ

Ubuntu Server 22.04 LTS / 24.04 LTS

世界で最もポピュラーなLinuxサーバーOS。無償で利用でき、日本語の情報も豊富。LTS(Long Term Support)版は5年間のセキュリティサポートが保証されており、安定した長期運用が可能です。64ビット・32ビット環境の両方に対応し、中小企業の予算内で始められます。

Debian 11 / 12

軽量・安定性重視のLinuxディストリビューション。古いハードウェアや32ビット環境でも動作するため、既存機材を有効活用したい場合に最適です。Ubuntuのベースとなっているため互換性も高く、移行も容易です。

CentOS Stream / Rocky Linux

Red Hat Enterprise Linux(RHEL)互換の企業向けディストリビューション。製造業・医療・金融など、RHELベースの運用実績や規制対応が求められる企業に適しています。

Windows Server

Active Directory(AD)、.NETアプリケーション、Microsoft SQL Serverなど、Windows環境に依存したシステムを運用する場合に選択します。ライセンス費用が発生しますが、既存のWindows環境との親和性は抜群です。

03. 初期構築で実施する7つの作業

エントリー株式会社のサーバー構築サービスでは、以下の作業を一括して対応します。

  1. 1

    OS インストール・初期設定

    ご希望のOSをインストールし、タイムゾーン・ロケール・ホスト名・ユーザーアカウントを設定します。

  2. 2

    セキュリティ強化(SSH鍵認証・ファイアウォール)

    パスワード認証を無効化してSSH鍵認証に切り替え、UFW / firewalldで必要なポートのみ開放します。

  3. 3

    Webサーバー(Apache / Nginx)セットアップ

    用途に応じてApache 2またはNginxをインストールし、バーチャルホスト設定まで対応します。

  4. 4

    SSL証明書の設定(Let's Encrypt)

    無料SSL証明書(Let's Encrypt)を導入し、自動更新設定まで行います。HTTPS化によるSEO向上と通信暗号化を実現します。

  5. 5

    データベース(MySQL / MariaDB / PostgreSQL)

    アプリケーション要件に合わせてDBをインストール・設定。初期セキュリティ設定(不要ユーザー削除・権限設定)も実施します。

  6. 6

    VPN・リモートアクセス設定(Tailscale / OpenVPN)

    社外から安全にサーバーへアクセスできるVPN環境を構築。Tailscaleを使えば複雑な設定なしにゼロトラストなメッシュVPNが実現できます。

  7. 7

    監視・ログ設定

    サーバーの死活監視・リソース監視(CPU・メモリ・ディスク)を設定し、異常時はメールで即時通知します。

04. 月額管理で何をしてくれるのか?

構築後の「運用管理」こそが、サーバーを安全・安定に保つ鍵です。エントリー株式会社の月額管理サービスには以下が含まれます。

  • OSセキュリティパッチの適用 — 新たな脆弱性が公表されたら速やかにパッチを適用し、不正侵入を防ぎます。
  • SSL証明書の自動更新確認 — 期限切れによるHTTPS障害を事前に防止します。
  • ログ監視・不正アクセス検知 — アクセスログを定期解析し、不審な接続試行を検知・ブロックします。
  • 死活監視・障害対応 — サービスが停止した場合に即時通知し、速やかな復旧対応を行います。
  • 定期バックアップの確認 — バックアップが正常に取得されているかを確認し、復元テストも定期実施します。
  • 月次レポート提出 — サーバーの稼働状況・アクセス数・セキュリティイベントをまとめた月次レポートを提出します。
  • ソフトウェアアップデート管理 — Apache・PHP・MySQLなどのミドルウェアを計画的にアップデートします。

05. こんな企業にオススメ

✓ データを社外に出したくない

個人情報・機密情報を扱う企業が、自社設備内でデータを完全管理できます。

✓ クラウド費用が膨らんでいる

毎月のAWS/GCP費用が高騰している企業が、長期コストを削減できます。

✓ 社内にIT担当者がいない

構築から月次管理まで一括してお任せいただけます。専門知識不要です。

✓ 自社ECやシステムを運用したい

EC-CUBEなど自社EC基盤やWebシステムを自社サーバーで安定運用できます。

06. 料金について

エントリー株式会社のサーバー構築・管理サービスは以下の料金体系となっています。

初期構築費 100,000円
月額管理費 9,800円〜
EntryGuard とのセット割 月額10%OFF

※ 料金は税別です。サーバー台数・要件によって変動します。詳細はお問い合わせください。

SERVER SERVICE

サーバー構築・管理サービスの詳細

サービス内容・OS選択・料金シミュレーションなど、詳細はサービス専用ページでご確認いただけます。